※切迫早産とは、正期産前の頻回のお腹の張りや子宮頸管の短縮により、早産になりやすくなっている状態のことです。ここでは、切迫早産の「予防」に繋がるセルフケアについて書かせていただくので、すでに医師から切迫早産と診断されているかたや早産のリスクが高いと診断されているかたは、必ず医師の指導を受けたうえで、ご参考ください。
こんにちは
当院では、胎内期(あかちゃんがお腹の中で
育つ時期)の成長発達を
とても大切に考えています。
そのためにも、理念として【女性の身体を根本から整えること】をあげています✨
分娩予定日とは、妊娠40週0日のこと。
あかちゃんが十分に成熟して生まれてくる時期を
正期産(妊娠37週0日〜妊娠41週6日)といいますが、
できるだけ、分娩予定日に近いところまでお腹の
中で十分に成長発達させてあげてから、
生まれてきて欲しい、と思います。
そのためにも、切迫早産は予防したい。
そんな私も、一人目二人目の妊娠のときは
切迫早産になってしまいました。
(よかったら、以前の切迫早産予防のブログを
読んでいただけたら嬉しいです✨)
そのときは、自分がなぜ切迫早産になったのか
わからず、
【体質】なのだと思っていました。
でも、そうではなく‥。
三人目のときは、
妊娠前から身体の準備をして。
妊娠39週のお産直前まで、
往復1時間以上の散歩
キッチンの換気扇掃除
家族の晩ごはんのためのカレー
(ボーンブロススープ)づくりをして、
3時間後には、無事に自宅出産することが
できました✨
なぜ、切迫早産の既往がある私が、
ここまでできたのか?
切迫早産予防のためにしたことの一つに、
【骨盤ケア】があります。
私の場合は、
幼少期から運動習慣がなかったことによる、
骨盤底筋の筋力不足
仙腸関節のゆるみ
骨盤のねじれ(首から骨盤まで繋がる背骨全体)
などがありました。
妊娠前から、
冬の雪山ズリバイや
夏のアスレチックなど、
上の子どもたちと遊ぶことで、
筋力を使うようにしていました。
しかし、現代の生活は、
車移動などがメインで、
幼少期からの筋力不足を補うまでには至らず。
そんなとき、自分の筋力を補ってくれた
のが、【トコちゃんベルト】です。
骨盤ベルトを使うと、
自分の筋力を使えなくなる、など
色んなご意見を目にすることがあります。
でも、もし本当にベルトがなくなったら
動けないというかたがいたとしたら、
それは、使い方が適切でなかったから
だと思います。
トコちゃんベルトは、締める、ではなく
【支える】です。
それくらいの力ですが、
妊婦さんにとっては、あかちゃんを
支え、子宮頸管に負担をかけずに
動くことができる、大きなサポート役に
なってくれます✨
また、いまは骨盤ベルトも色々な種類がありますが、見本で巻いている位置が、
逆効果、というものも見受けられます‥。
トコちゃんベルトは、ただベルトを巻けば
いいという使い方ではなく、
ベルトを使う前に、
骨盤のゆがみを整える体操や、
日常生活の姿勢を意識することを
合わせて行うことでその効果を発揮します。
そこをなしに、ベルトを否定しないで
もらいたいなと思います。
私の切迫早産が予防できたひとつが、
このトコちゃんベルトだから。
プロの施術を毎日受けられるならまだしも、
それは、ほぼ不可能です。
一番大事なのはセルフケア。
体操などでゆがみを整えた状態を、
ベルトで維持する。
お母さんの子宮頸管にも負担をかけず、
あかちゃんは、広い空間でお腹の中を
動き回って感覚を育てられる。
もし、妊婦さんのなかに、
骨盤ベルトを使っていなくてお腹が張りやすい人や、
ベルトを使っているのに、イマイチ
効果を感じられない、という方がいたら、
ぜひ相談してほしいなと思います。
胎内期の成長発達の大切さ、
そして、
快適に、自由に妊娠生活が送れる喜びを
知っている私だからこそ、
そんな妊婦さんには、効果的な骨盤ケアを
お伝えしたい。
トコちゃんベルトは、当院でも購入できますので、必要なかたはお声かけくださいね
妊娠がわかってすぐに使い始めるのがおすすめです!
他にも、切迫早産予防のためにできることが
あるので、
また次回紹介したいと思います
お読みいただきありがとうございます✨