こんにちは!
読んでくださっているみなさんは、
最近いつ血液検査をしましたか?
おそらく、血液検査をするときには、
たいてい簡単な貧血の検査も
しているかなと思います。
今回は、検査で貧血を指摘されたことが
ないというかたも、ぜひ読んでもらいたい。
それは、検査では引っかからなくても
貧血になっていることがあるからです😓
検査で問題ないのに異常があるなんて、
まれな話なのでは?
と思うかもしれませんが、
日本の多くの女性は貧血です🩸
今回は、貧血のなかでも、鉄が不足する
ことによって起こる貧血のお話をします📝
女性は、
毎月の月経。
妊娠すると、
あかちゃんへは血液から酸素と栄養を送る。
出産の際の出血と産後の悪露。
そして、
授乳による母乳分泌。
(母乳は血液からつくられます)。
つまり、初潮から閉経を迎えるまでは、
血液中の鉄が失われる機会が多くあるのです。
鉄分は、身体では作られない栄養素なので、
意識して補給しなければ
必ず不足になってしまいます😓
血液をつくるために必要な栄養は、
葉酸やビタミンB12のほか、
今回の鉄不足に関わる
たんぱく質と、鉄です。
みなさん、毎食の食事からとれて
いるでしょうか?
血液検査では、
ヘモグロビン(血色素)の値に
異常がないのに実は貧血である、
「隠れ貧血」というものがあります。
それは、ヘモグロビンが、
身体の水分量が少ない脱水ぎみのときや、
喫煙、ストレスなどの身体の炎症によっても
高い値が出るものだからです。
普段からですが、採血前に水分があまり
とれていないかたは、結構います💦
なので、鉄不足かどうかは、
ヘモグロビンの数値だけでは判断できないし、
安心できないということ。
特に、
よく甘いものを食べたり、
コーヒーなどのカフェインを
とっている女性は、
鉄不足によってからだのエネルギーが不足に
なっているために、
糖質からこまめにエネルギーを補給
しなければならなかったり、
カフェインで自律神経の交感神経を
働かせることで、エネルギーがないのに
無理に身体を動かそうと
頑張っていることが、その欲求に
繋がっている可能性が高いです。
身体って本当に正直です✨。
でも、だからといって、
鉄剤や鉄サプリを飲む
だけでは、からだで上手く使えないし、
むしろ
かえって体調を悪化させることも‥
(鉄剤を処方されて、胃の不快感や
吐き気がでたことはありませんか?)
大事なのは、
しっかりたんぱく質などと合わせて
鉄をとること。
ただ、貧血の人のほとんどは、
消化が弱くてたんぱく質そのものを
消化吸収するのが難しいんです💦
そんなときは、まず
ボーンブロススープがおすすめ!
固形のたんぱく質をとるよりも
スープに含まれるたんぱく質の一番小さい
状態である、アミノ酸としてとっていくと、
固形でとるよりも
からだに吸収されやすくなります😊
鉄は、それだけをからだに入れても
上手く働けないので、たんぱく質と合わせる
ことによってからだでエネルギーを
つくりだす役割が果たせるようになります✨
他にも、鉄にビタミンCを合わせて
とることで鉄の吸収をよくするという
ことも大事。
妊娠前のかた、
いま子育て中だったり、
次の妊娠を考えているかたにも、
血液をつくる栄養はすごく大事。
当院では、一人ひとりに合わせた
食事や生活習慣を含めた
栄養アドバイスをしています。
いまのままで大丈夫かな?
自分ひとりではどうやっていいか
わからない‥というかたは、
ぜひご相談ください😊
長くなってしまいましたが、
貧血のことはまた書きたいと思います。
お読みいただきありがとうございます!